GreenDay(グリーンデイ)

1987年に結成したアメリカ合衆国カリフォルニア州バークレー出身のパンク・ロックバンド。

ビリー・ジョー・アームストロング


■ビリー・ジョー・アームストロング (Billie Joe Armstrong)

<略歴>
1972年2月17日、アメリカ・カリフォルニア州オークランドに6人兄弟の末っ子として生まれる。 父アンディーはジャズ・ミュージシャン兼トラック・ドライバー、母はレストランのウエイトレスであった。 1983年9月10日、ビリーが11歳の時、父が食道癌で亡くなる。「ウェイク・アップ・ウェン・セプテンバー・エンヅ」は彼の父親の思い出について書いた曲である。母は6人の子供を養うためウエイトレスの仕事を続ける。ビリーとマイク・ダーントはその後そこで初めてのライブをしている。父の死から2年後、母は再婚するが、ビリーとその兄弟は彼のことをひどく嫌っていた。

ビリーは5歳の頃、小学校の先生の進めで歌を始め、病院に行き、患者のために歌ったりしていた。「ルック・フォー・ラブ」という曲を地元レーベルでレコーディングしている(インターナショナル・スーパーヒッツのポップロックス&コークの冒頭部分に当時のレコーディングの一部が使われている)。11歳の時、父からブルーと名づけられた青色のストラトキャスターを貰う。現在でもブルーのレプリカがライブなどに登場している。

12歳になり、ビリーは地元のミドルスクールに進学し、後にバンドを組むことになるマイク・ダーントと出会う。10代の頃のビリーは他の同世代の子供と同じくメタルやハードロックを好んで聴いていたが、セックスピストルズの「ホリデー・イン・ザ・サン」を聞いて以降パンクに傾倒して行く事となる。そして、地元の高校へと進学し、1990年2月の18歳の誕生日を目前に音楽の道を追求するため同高校を退学し、マイク・ダーントと共にグリーンデイ前身のバンドとなるスィートチルドレンを結成、家出をし一緒に自活するようになるのである。

1990年初期グリーンデイのミネソタ州でのコンサートで妻となるアドリエナ・ネッサーと出会い、1994年7月2日に結婚している。2児の父である。

ビリーはアドヴォケイト誌のインタビューで、自身がバイセクシュアルであることを明らかにしている。ただし、同性との性的経験はないとも発言しており、純粋なバイセクシャルという意味ではない。かつてのミック・ジャガーやデヴィッド・ボウイのような反体制的な意味合いを込めての発言と推測される。

2003年1月飲酒運転で警察に捕まっている。スピード違反で捕まり、そのとき吸気アルコール度数がカルフォルニア州基準の0.08%を越える0.18%であった。


<使用楽器>
ブルー - "Blue" - フェルナンデス製ストラトキャスター
フェンダー・ストラトキャスター
フェンダー・テレキャスター
フェンダー・ジャズマスター
ギブソン・レスポール・ジュニア
グレッチ製ギター

また、ギブソンからレスポールジュニアのシグネイチャーモデルが発売されている。



ドゥーキー(Dookie)


■ドゥーキー(Dookie) 1994年 - 3rd(メジャーデビューアルバム)

今作は、グリーン・デイにとってのメジャーデビューとなるアルバムで、通算では3枚目のアルバム作品である。 1994年2月1日に発売され、アメリカのビルボード200チャートでは2位になった。

2008年現在、1500万枚を売り上げており、バンドで最も売れたアルバムとなっている。 ロングヴュー、ウェルカム・トゥ・ザ・パラダイス、バスケット・ケース、SHE、ホェン・アイ・カム・アラウンドの5曲がシングルカットされた。


<収録曲>
作詞はビリー・ジョー・アームストロング。作曲はグリーン・デイ。ただし、エムニアス・スリーパスはマイク・ダーント、グリーン・デイのクレジット。

1. バーンアウト - "Burnout" 2:07
2. ハヴィング・ア・ブラスト - "Having a Blast" 2:44
3. チャンプ - "Chump" 2:54
4. ロングヴュー - "Longview" 3:59
5. ウェルカム・トゥ・ザ・パラダイス - "Welcome to Paradise" 3:44
* 1992年のアルバム、カープランクに収録された曲の再録音。
6. プリング・ティース - "Pulling Teeth" 2:30
7. バスケット・ケース - "Basket Case" 3:03
8. SHE - "She" 2:14
9. ササフラス・ルーツ - "Sassafras Roots" 2:37
10. ホェン・アイ・カム・アラウンド - "When I Come Around" 2:58
11. カミング・クリーン - "Coming Clean" 1:34
12. エムニアス・スリーパス - "Emenius Sleepus" (Mike Dirnt, Green Day) 1:43
13. イン・ジ・エンド - "In the End" 1:46
14. F.O.D. - "F.O.D." 5:46
隠しトラックとして、トレ・クールによる曲、"All By Myself"が収録されている




ヒストリー



1987年、互いに親友だったビリーやマイクらが、グリーン・デイの母体となるスウィート・チルドレン(Sweet Children)を結成する。
1989年、「グリーン・デイ」と改名し、ルックアウト・レコーズと契約する。

1990年、1stアルバム『1039/スムースド・アウト・スラッピー・アワーズ』でレコードデビューを果たす。当時から既に独自の音楽スタイルを確立しており、それを徐々に変化させながら活動していくことになる。

1991年、バンドのメンバーとして定着することになるトレが加わる。

1992年、2ndアルバム『カープランク』を発表する。

1993年、リプライズ・レコードに移籍する。

1994年、3rdアルバム『ドゥーキー』でメジャーデビューを果たす。『ドゥーキー』からの1stシングル「ロングヴュー(Longview)」や2ndシングル「バスケット・ケース(Basket Case)」等がモダンロックチャートで1位に輝き、これらはライヴでも定番の代表曲となる。ウッドストック94にも出演。演奏中に観客に泥を投げ込まれたりステージに多くの観客が乱入、最後の曲は途中から観客との泥の投げ合いとなる。

1995年、『ドゥーキー』はロングヒットし(後に全米でダイヤモンドディスクを獲得)、日本等の外国でもその名を知られるようになる。さらに、グラミー賞でも数部門にノミネートされ、「最優秀オルタナティヴ・グループ」を受賞する。『ドゥーキー』の大ヒットの勢いに乗って4thアルバム『インソムニアック』を発表するが、前作と同じく全米2位止まりで評価は上がらず。一番暗い作品と見られがちだが『インソムニアック』が好き、というファンも非常に多い。

1996年、初の来日公演を果たす。

1997年 - 2000年、徐々に発表速度を落としながら5thアルバム『ニムロッド』(1997年)、6thアルバム『ウォーニング』(2000年)を発表する。この頃からパンクからロックンロールへの曲調の変化が見られる。一部のパンクファンからは「こんなのパンクじゃない」と批判の声も上がるが、それでもバンドはポップなロックを追求していく。

2001年 - 2002年、ベストアルバム『インターナショナル・スーパーヒッツ』(2001年)や、シングルのB面の曲などを集めた『シェナニガンズ0スーパー・ウラ・ベスト!』(2002年)を発表し、活動に一段落をつける。

2003年、完成直前だった新作のマスターテープが盗まれ、別の作品を作ることになってしまう。犯人は結局不明。

2004年、NOFX主宰の反戦オムニバス『Rock Against Bush』に参加(NOFXが発売した結成20周年DVDにビリーが「NOFX?嫌いだよ、嫌いだよ。」とメッセージを添えている)。7thアルバム『アメリカン・イディオット』を発表。これが米英1位を記録する。このアルバムはイラク戦争を起こしたブッシュ大統領、それを許したアメリカへの痛烈な批判も込められている。

2005年、アルバム『アメリカン・イディオット』でグラミー賞の「最優秀ロック・アルバム」を受賞する。このアルバムから「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス(Boulevard Of Broken Dreams)」や「ホリデイ(Holiday)」、「ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ(Wake Me Up When September Ends)」等の大ヒットシングルが生まれるが、これらの売上金をインド洋大津波の被災地に寄付することにする。また、ツアー中にも関わらず、ミュージシャン達による様々なボランティア活動に参加している。ミニライブアルバム「爆発ライブ」シリーズ以外では初のライヴ・フルアルバム『ブレット・イン・ア・バイブル』を発表。

2006年、シングル「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」でグラミー賞の「最優秀レコード」を受賞する。

2006年、ハリケーン・カトリーナの被害者支援の一環として、U2とのコラボで「セインツ・アー・カミング(The Saints Are Coming)」(ザ・スキッズのカバー)をリリース。英チャートで2位を記録した。

2007年、ジョン・レノントリビュートアルバム「Instant Karma: The Campaign to Save Darfur」のため、「労働階級の英雄(Working Class Hero)」をカバー。6月12日に発売された。

2007年、ザ・シンプソンズのサウンドトラックのアルバムをリリース(米国のみ)

2009年、8thアルバム『21世紀のブレイクダウン』が5月15日に全世界同時発売された。本作は、三部構成のコンセプト・アルバムで、その制作にはニルヴァーナの名盤『ネヴァーマインド』を手がけたブッチ・ヴィグがプロデューサーとして迎えられている。